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   *** カウンセリングの疑問 ***   

 

カウンセリングって? 

  カウンセリングというと、悩みや問題を解決してくれるもの、自分を癒してくれるもの、と捉えている方も多いでしょう。
しかし、本当にカウンセリングが成功したと言えるのは、クライアントが「いい助言がもらえた」「対処法を教えてもらった」「元気づけてもらった」と言って終わったときではなく、「自分の考え・感覚・存在が確認できた」「自分でやっていける気がする」と言って終わったときだと思います。

カウンセラーがクライアント(患者でもなく、単なる相談者でもなく、依頼者であるという思いからこう呼びます)の話を聴き、このカウンセラーの聴く態度・存在に呼応して、クライアントの心が動いていく、この繰り返しによってクライアントが成長していくことを目的としたもの、それがカウンセリングです。

カウンセラーの力で「治す」のではなく、クライアント自身の力で「良くなっていく」。
カウンセラーはその傍らにしっかりと寄り添う同行者です。

よく、「カウンセラーはただ聞いているだけ」と評されます。残念ながら本当にそういうこともあるでしょう。ですが、それはクライアントにとってただ聞いているだけに「感じられた」ということであって、実際カウンセラーがただ「聞いているだけ」ではなかったかもしれません。

カウンセラーがクライアントを操作せず、評価せず、邪魔もしない。そんな非日常の援助関係がクライアントが自分自身に向き合うことを可能にするのです。

ただ暗闇の中を一人わけもわからず歩まなければいけないのではなく、カウンセラーがクラアエントを見失わずにしっかりと歩調を合わせて共に歩んでいく。それがクラアエントの支えになります。

自分自身と真正面から向き合うことには怖れも伴いますが、カウンセリングという安心できる場だからこそ、それに取り組むことができるのです。

カウンセラーと一緒に歩むその時間は、人生の財産となるでしょう。


 

カウンセリングを受けることは恥ずかしい・・・!?

  カウンセリングを受ける人に対しては、まだまだ誤解や偏見があり、人間的に弱い・駄目な人間だと思われるのではないかとカウンセリングを受けることをためらう人が多いのが残念がら現実です。

しかし、誰か(専門家)にサポートを求めることは決して「弱さ」などではなく、逆にそれは「力」だと思います。
必要なときに必要な援助を「求める」ことができる、それ自体が、自発的な成長・変化への大きな第一歩です。

クライアントさんたちが「勇気ある人」であることをカウンセラーは知っています。


 

こんなことで受けてもいいの?

  誰でも持っていそうな悩みだったり、はっきりしない漠然とした悩みだったり・・・
そんな悩み・問題こそカウンセリングに向いているとも言えます。
誰でも抱える悩みというのは、つまるところ人生における普遍的な悩みであるということであり、
取り組む価値が十分あります。

また、自分でその核心がはっきり自覚できる悩みはもはや悩みとは言えません。
あなた自身が現に悩んでいる、迷っている、何とかしたい、その思いが大切なのです。



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問題を解決してくれるの?

  「カウンセリングって?」でも書きましたが、カウンセリングは、カウンセラーがアドバイスをしたり問題を解決する場ではありません。

問題を解決するのはあくまでクライアントです。悩みの答えはクライアントの中にある、答えはクライアントの中にしかない、という考えに基づいています。

もちろん単純な答えがある問題にはアドバイス・助言が有効な場合もあるでしょう。

でも、誰かにアドバイスをもらって解決する人生の問題などあるはずがないのですから。



     

カウンセリング?それともクリニック?

      こころが不調になったとき、どこにかかったらいいか迷うでしょう。
選択肢として、クリニック(精神科と心療内科)とカウンセリングが考えられます。
簡単にいうと、
  精神科・・・精神的な疾患・不調に対し、主に投薬を中心として治療を行なう。
  心療内科・・・心理的なものが原因となって、身体面に症状が出たときに、その症状に対し、内科
         的な治療を行なう。
  カウンセリング・・・行なうのは「治療」ではなく、不調の背後にある心理面についてカウンセラ
            ーとの協力体制のもと、整理・気づき等の過程を経て回復・成長を目指す。
  
このように心療内科はあくまで対症療法を行なう「内科」であり、精神的不調の専門医はやはり精神科と言えます。
ただ、実際には、心療内科の方が敷居が低く感じられるため、精神科が心療内科の看板を掲げていたりすることもあり、区別は絶対ではありません。
  
カウンセリングか医療かは一概には言えませんが、日常生活に大きく支障が出ている場合は医療、そうではない場合はカウンセリング、が一つの目安となります。
  
ちなみに、内科で抗うつ薬や睡眠薬などを処方してくれることもありますが、これはあくまで応急処置と考え、継続的な治療はやはり専門医にかかることをおすすめします。


     

カウンセラーの選び方

      カウンセラーが基本的な心理学の知識・カウンセリングの技術を身につけていることが必要なことはもちろんです。
しかし、有名なカウンセラーや資格をたくさん持っているカウンセラーが、あなたにとって本当によいカウンセラーであるとは限りません。

というのも、カウンセリングにおいては知識や技術の重要性もさることながら、カウンセラーがいかに豊かな感受性と人間性を持っているかが大切だからです。
カウンセリングは、カウンセラーという一人の人間とクライアントという一人の人間が出会う究極の人間関係の場ですから、
いかにカウンセラーから豊かな人間性・感受性が感じられるか、その場の二人が呼応し合って、表面的なものではなく、より深い内面について安心して語り合うことができるか、が絶対的な条件となります。

「このカウンセラーにまかせれば大丈夫」と感じるカウンセラーを選べば、いっときは安心できるかもしれませんが、それはほんとうにあなた自身の成長につながるでしょうか?
「このカウンセラーとだったら大丈夫」と感じられるカウンセラーを選んでください。


 
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どのくらいの回数・期間通えばいいですか?

      悩みを抱え、苦しんでいる方にとって、これは重要な問題です。早く良くなりたい、楽になりたい、と思うのは当然の思いでしょう。

しかし、残念ながら、この質問にお答えすることは困難です。
1回で整理がついてしまう場合もあれば、たとえば数年にわたって問題を抱えている方は、確かな変化を実感するためには少なくとも半年から1年の期間を必要とするかもしれません。

何でも早く終わればいいというものではなく、じっくり時間をかけ、変化や成長を自分のものにしていくことこそが必要な場合もあります。

カウンセリング(特に来談者中心療法)はカウンセラーとクライアントの共同作業ですので、決まった型・ルートがあるわけではありません。

しかし、何のあてもないのでは心許ないでしょうから、カウンセラーからおおよその目安は伝えるようにし、折に触れてそれをクライアントと共に見直す作業を行います。



 

メールや電話で受けたいのだけれど・・・

  申し訳ございません。
rencontre(ランコントル)では、メール・電話でのカウンセリングは行なっておりません。
面談に限らせていただいております。 

確かにメールや電話でのカウンセリングは時間と場所の制約が少なくて便利ですし、何より比較的抵抗感なく受けられるというメリットがあります。

しかし、これらの方法ではクライアントの表情・口調・声色・漂う空気(非言語的要素)など、カウンセリングにおいて非常に重要な部分を受け取ることが難しく、有効なカウンセリングができないばかりか、かえって有害となる危険も十分あり得ると考えております。

rencontre(ランコントル)では、生身のカウンセラーとクライアントが出会い、共有する時間を大切にしています。

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