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*** ストレスとは ***




◇ストレスの種類

私たちが「ストレス」と言うとき、実は2つの意味で使っています。
ちょっと詳しくみてみましょう。


まず、ストレスの原因をストレッサーと呼びます。

ストレッサーは@物理的ストレッサー(光、温度、音など)、A化学的ストレッサー(化学物質、薬物など)、B生物学的ストレッサー(病気、睡眠不足、空腹など)、C心理的ストレッサー(人間関係、忙しさなど)に分けられます。普段私たちが「○○がストレスだ」と言う場合は、この心理的ストレッサーを指します。

そして、ストレッサーの影響を受けて心身に負荷のかかっている状態・結果をストレス反応と言います。私たちが「ストレスが溜まっている」と言う場合は、ストレッサー(ストレスの原因)が溜まっているというよりも、ストレス反応(負荷のかかっている状態)が蓄積していることを指します。

このように、私たちが普段使う「ストレス」という言葉は、正確には「ストレッサー」と「ストレス反応」の2種類に分けられるのです。 

◇ストレスは無いほうがいい?

ストレス(ストレス反応)は好ましくないものという印象がありますが、もしストレス反応がなかったら、大変なことになってしまいます。温度の変化に反応できなければ体温調節ができませんし、病気の症状に気づけなかったら大変です。ストレッサーが存在する以上、ストレス反応が起きてくれないと私たちは生きていけません。ストレス反応は、私たちが環境の変化に適応していくために必要な反応なのです。

心理的なものについても、適度な緊張・プレッシャー、適度な目標という刺激(ストレス要因)があればこそ、人は向上・成長(ストレス反応)できるのです。

◇ストレス反応の個人差

しかし、同じ刺激(ストレス要因)でも、そのストレス反応には個人差があります。

例えば、同じ仕事量・期限でも、やりがいを感じられれば良いストレスとなりますが、プレッシャーに押しつぶされそうになってしまうと悪いストレスとなってしまいます。

◇ストレスと上手に付き合おう!

では、悪いストレスに対処するにはどうしたらいいでしょうか?

それには、2つのアプローチがあります。

まず1つ目は、ストレッサーを減らすこと。
例えば、仕事量を調整してもらったり、期限を延ばしてもらったりする方法です。こういった環境調整ができることも大切なスキルです。


そして2つ目は、ストレス反応を少なくすること、あるいは変えることです。
その方法は、適度な解消法を身につけること、そして受けとめ方を変えることです。


ストレスを無くすことはできません。ストレスと上手に付き合っていきましょう。
ストレスという概念を世に提示したハンス・セリエの言葉を最後にご紹介します。


Stress is the spice of life.
ストレスは人生のスパイスである。
                                                 
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