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*** うつについて ***




大抵の人は、人生のどこかでうつ状態や気分の落ち込みを感じています。
しかし「うつ状態」という感情的な状態と、精神医学でいう「うつ病」との間には大きな違いがあります。

   日常生活(仕事や友人関係など)がなんとかできる
   ・憂うつになる理由・背景が自分で理解できる
   ・気分転換(外出・趣味・友人)をすると楽になる

のであれば、ふつうの憂うつ・落ち込みといえます。

これが、

    ・日常生活に支障をきたす(仕事に行けない、人に会うのが億劫)
   ・落ち込みの理由はなんとなく理解できるが、その落ち込みの激しさと
    長期化に途方にくれてしまう

   ・気分転換が圧迫・苦痛に感じる

となると、うつ病の可能性が高いでしょう。 

もし、次の症状が多く当てはまれば当てはまるほど、そして長期化すると(2週間以上)、
うつ病の疑いが高くなります。

精神症状  ・気分が重く沈んだ状態、ふさぎこみ
      ・悲哀感
      ・その気分が一日の中で変動する

      ・意欲の低下、集中力の低下
      ・注意力が散漫
      ・決断力の低下
      ・普段苦もなくやれていたことができなくなる、普段楽しかったことが楽しめない
      ・自分を責め続けてしまう
      ・自分には価値がないと思ってしまう
      ・死ぬことを考えてしまう
       など

身体症状  ・不眠など睡眠障害
      ・食欲減退、体重減少
      ・強い疲労感、倦怠感
      ・性欲の低下
       など

うつ病のきっかけとなりやすいもの(誘因)

男性の場合 仕事上の出来事、過労、人事異動、昇進、退職、転職、経済的問題 など

女性の場合 家庭問題、離婚、引越、妊娠・出産、子どもの結婚・独立 など
         (働いている女性の場合は男性と同じ誘因がさらに加わります) 

共通するきっかけ
       身近な人との死別・離別、身体の病気、経済的困窮、目標達成など 

上記は典型的なうつ病について述べたものです。それ以外にも様々なうつ病の態様があり、
症状も多様化していますので、自己判断はせず、医療にかかりましょう。

治療としては、主に抗うつ薬による薬物治療とカウンセリングなどの心理療法があります。
薬物療法だけ続けても問題の解決にはなりません。一方あまりに抑うつ状態が重いと、
カウンセリングで問題それ自体に取り組もうと思っても負担になるだけで有効ではありません。
薬物療法により落ち込みから少し回復した段階で、カウンセリングを取り入れていく段階的な治療が理想であり有効です。

                                                 
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