カウンセリング・ランコントル rencontre     


 

*** 人生のなかにあるキラキラ☆ ***





 

先日、ずいぶん前に録画していた映画「のだめカンタービレ〜最終楽章」を観ました。 

クライマックスの、主人公“のだめ”と恋人“千秋先輩”のピアノ演奏シーンで、
千秋先輩のモノローグが流れます。

「いくら苦しくても
 気が遠くなるほどの 孤独な戦いが待っていようとも
 こんな喜びがあるから
 何度でも立ち向かおうと思えるんだ」
 

舞台では華やかに輝いている音楽家も、裏では孤独や苦悩と戦っています。
それでも音楽を続けられるのは、演奏している時の「喜び」「感動」があるから。
この「喜び」が、生きていることを実感させてくれ、人を突き動かします。

でも、この「喜び」はいつまでも続くものではなく、ほんの束の間のもの。
再び歩き出した途端、困難や無力感などが次から次へと襲ってきます。 

退屈と、単調と、疲労と、忍耐の日々・・・
一体いつまでこんな毎日が続くんだろう。
ううん、これから先、ずっとこんな毎日が続くんだ。きっとそうに違いない。

そんな風にまで思うこともあるかもしれません。 

でも、投げ出さず、やけにならず、人のせいにせず、自分を諦めずに続けていると、
また、奇跡のようにあの「喜び」と「感動」の瞬間がふいに訪れます。

人生ってそんなもの。
いいえ、「そんなもの」どころか、人生は「それだから」素敵。私はそう思います。

人生の中でほんの数パーセントでも、そんな瞬間に出会えたら、
幸せな人生と言えるのではないでしょうか。

自分はついてない、不幸だ、良い事がない、と嘆いたり苦しんだりしている人の中には、
(くれぐれも誤解のないように。「中には」です)
苦悩や退屈などがない人生を追い求め過ぎて、自分の困難ばかりに目が行ってしまい、
目の前にある貴重な「喜び」や「感動」を見逃してしまっている人がいます。
とてももったいないことです。
 

人生の中に隠された「喜び」や「感動」を見逃さない力があるかどうか。
小さくてもキラキラした「喜び」や「感動」を味わう力があるかどうか。
それが素敵な人生への「鍵」だと思います。
 

私がカウンセリングの仕事をしているのも、そんな喜びの瞬間があればこそ。 

そこまで大きくなくても、休日に、さわやかな午後の風を含んでベランダで揺れている
洗濯物を見ると、私は得も言われぬ「喜び」と「幸福感」を感じます。

ちょっとささやか過ぎるような気もしますが(笑)、そんな自分を「OK!」と思えます。
 

あなたが「喜び」を感じるのはどんな瞬間ですか・・・?

                                                ランコントルのエッセー入口へ 

                                      カウンセリングのランコントルHomeへ

Copyright (c) 2010-, カウンセリング rencontre. All Rights Reserved.